フリーランスエンジニア

仲介エージェント会社に案件紹介してもらう

仲介エージェント会社に登録する前に、身近に相談できるフリーランスエンジニアがいる方は、まずその方に相談することをおすすめします。 その方の具体的な経験談を聞くことができる上、案件を紹介いただけることもあるかもしれません。 仲介エージェント会社経由で案件参画するにしても、仲介エージェント会社にエンジニアを紹介したり、されたりして案件参画に至った場合は、 紹介料として報酬がもえらえる仲介エージェント会社もあります。




仲介エージェント会社経由で案件参画の流れ

仲介エージェント会社経由で案件参画する場合の流れは、一般的に以下のようになります。

  • 職務経歴書(スキルシート)の作成

  • 仲介エージェント会社にWeb登録後、面談

  • 仲介エージェント会社に案件を紹介してもらい、応募

  • 企業面談(1~2回/案件が多い)

  • 仲介エージェント会社と契約(基本契約、個別契約、秘密保持契約など)

  • 案件参画(はじめは1か月契約、その後は1~3か月毎の契約更新が多い)




職務経歴書(スキルシート)のフォーマットはどうするか

決まったフォーマットはありません。フォーマットを提供しているサイトからダウンロードして使用しても構いませんし、仲介エージェント会社が提供しているフォーマットを使用しても構いません。 特にネットワークエンジニア向けのフォーマットは少ないので、見やすいようにフォーマットを変更しても問題ありません。




ネットワーク案件を紹介できる仲介エージェント会社を探す

ネットワーク案件は数が少ないため、取り扱っていない仲介エージェント会社もあります。 仲介エージェント会社のホームページで案件検索ができる場合はそこでネットワーク案件を取り扱っているか判断できます。 検索結果が数件の場合でも、非公開案件を期待して登録して良いと思います。 結局のところ、登録して案件を紹介もらう段階にならなければ、どのような案件を何件ご紹介していただけるかわかりません。




何社の仲介エージェント会社に登録するか

私の意見としては、特定の仲介エージェント会社に頼らず、対応できる範囲で多数の仲介エージェント会社に登録すべきだと思います。 ネットワーク案件は開発案件に比べ数が少ないため、取り扱っている案件も仲介エージェント会社によって偏りがあります。 有名な仲介エージェント会社だからといって市場の案件をほとんど網羅してるということはありません。 多数の仲介エージェント会社に登録しなければ、希望する案件に出会いにくいと思います。




仲介エージェント会社と付き合う上での注意点

一般的に、仲介エージェント会社はエンジニアを案件参画させた後、参画企業とエンジニアの間で報酬を中抜きすることで利益を得ています。 つまり、仲介エージェント会社はエンジニアを案件参画させたい立場にあります。 よくあるのは、企業から参画オファーをいただいた後(他の仲介エージェント会社の案件に参画させないようにするため)参画意思の回答期限を急にせかしてきたりします。 エンジニアは仲介エージェント会社を信用しすぎず、しっかり自己判断していく姿勢を保ちましょう。

また、仲介エージェント会社の担当者によりますが、ネットワーク業務に詳しい人は稀です。ほぼいません。 そのため、企業面談に至るまで業務内容がよくわからない案件を紹介されることはよくあります。 他には、企業が求めらるエンジニアスキルに対して報酬が少なすぎる案件もあったり、ネットワーク案件の理解が浅いことによる認識の違いにも注意しましょう。