Cisco
ルータによく加える設定
PPPoE+NAT+ACLのコンフィグからCiscoルータによく加える設定をピックアップします。
no service pad
PADはX.25を使用しない場合は停止します。
X.25はWAN用パケット交換プロトコルです。日本でこのプロトコルは既に使用されていないと思います。
service tcp-keepalives-in
service tcp-keepalives-out
回線断などでリモートアクセスが切れた場合、接続断を検知し、リモートアクセスのセッションが残らないようにセッションクリアする設定です。
service timestamps debug datetime msec localtime
debug出力時にタイムスタンプを表示する設定です。
service timestamps log datetime msec localtime
log出力時にタイムスタンプを表示する設定です。
service sequence-numbers
ログにシーケンス番号を表示したい場合に設定します。
no service dhcp
DHCPサーバ機能を使用しない場合は停止します。
no ip bootp server
BOOTP機能を使用しない場合は停止します。
BOOTPはDHCPの先代のような機能です。
no ip domain lookup
DNS機能を使用しない場合は停止します。
この機能が有効の状態で、Ciscoルータが認識できない文字列を入力した場合、名前解決が動作します。少しの間コマンド入力できなくなりわずらわしいので、不要の場合は停止します。
no ip http server
CiscoルータにHTTPで管理アクセスしない場合は停止します。
no ip http secure-server
CiscoルータにHTTPSで管理アクセスしない場合は停止します。
no cdp run
CDPを使用しない場合は停止します。